当クリニックのロゴマークは「コアラ」です。
「あ~~ ユーカリが丘だもんね」と思われた方、残念ながらハズレです。
確かにユーカリが丘駅前にはコアラの像がありますし、目の前を走る山万線のモノレールも「コアラ号」ですが、院長とコアラとの関係は開業よりももっと前からのことでした。
写真は院長の聴診器に付いているコアラのマスコットです。
かかりつけの患者さんはご存じですが、院長の聴診器にはいつもコアラのマスコットがぶら下がっています。
ずぅっと昔、まだ学生時代の、インターネットなど無かった時代。パソコン通信というインターネットの前身が一部で流行していました。
NIFTY-Serve というパソコン通信サービスに、「海外異文化交流フォーラム」というものがありました。海外旅行好きが多数集まっていたのですが、そこで仲が良かった友人のお1人に、化学プラント会社にお勤めの少し年上のかたがいらっしゃいました。
彼がオーストラリアに出張された直後に開かれたオフ会で、「これ、君にあげる」と、カンタス航空のビジネスクラスでもらったコアラのマスコットをくださいました。
両手がクリップになっている可愛いお人形で、聴診器に付けるとぴったり。学生実習で訪れた小児科で、こども達にとても人気でした。
以来、聴診器にはコアラのマスコットが付いています。
オーストラリアへ学会で行ったとき、患者さんが修学旅行で行ったときなど、コアラのマスコットをお土産にして、もう何代目か分かりませんが、今でも聴診器にコアラが付いています。
聴診器を落としても返ってくるし、「コアラの先生」と一部で(?)有名だったりもします。
証拠写真はこちら。
研究室で好酸球の研究をしていたときの写真です(若いですね~ 笑)。
ちゃんと聴診器にコアラが付いています。
不思議な縁に導かれて、ユーカリが丘で開業することになりました。ユーカリが丘の駅前にも、目の前を走るモノレールにも、コアラがいます。
決して狙ったわけじゃないのですが、妻は「結局、そういうオチなのね」と笑っていました。
大学生時代、最北の医科大学に在学していて、たまたま帰省したときに頂いたコアラのマスコット。将来コアラの街で仕事をして、開業までするとは夢にも思いませんでした。でもまぁ、そういう「縁」というものは、確かにあるのだと思います。
ですから、開業すると決めたとき、ロゴマークはコアラ、と迷わず決めていました。親子が向かい合って見つめ合って微笑み合っている姿が良いな、とこれも決めていました。
未認可輸入不活化ポリオワクチンの活動で知りあった大切な友人のお1人である稲村敦子さんが、そんな僕の思いを形にしてくださいました。わがままなだめ出しにもかかわらず頑張って下さって、とても素敵な形に仕上がりました。
Mの形をしているユーカリの木は、ホームドクターに守られているというイメージなのだそうです。
彼女を知る多くの友人達から、「さすがは稲村さん、ぬくもりや暖かさを感じられて、稲村さんらしいなぁ」と多くの絶賛が寄せられました。
色々なご縁の上にできあがったロゴマーク、大切に使わせて頂きたいと思います。