インフルエンザA型が出ています

当院周辺(ユーカリが丘・八千代市)で、インフルエンザA型が複数発生しています。

今年は6月に東京でインフルエンザによる学校閉鎖があり、その後も全国で散発的に患者発生報告がありました。
1か月くらい前には、成田の複数箇所でインフルエンザが出た、という情報をもらっていました。
9月末からは、当院でもインフルエンザA型が散発的にみられるようになっています。

この2年間、インフルエンザをはじめとして、様々な感染症が全くみられず、コロナだけが流行している状況でした。
ですがこの夏は、ヘルパンギーナ・手足口病が大流行し、RSウイルス(通常は冬に流行します)・ヒトメタニューモウイルスといった気管支炎を起こす気道感染症が大流行し、なんだか今までと違って変だな、と思わせる感染症の流行状況となっています。

そしてインフルエンザの発生です。

このままポツンポツンと散発的にみられるのか、数年前のように大流行するのか(某小学校が12月・2月の2回、学校閉鎖になったことがあります)、なんとも予測のつかない状況です。

発熱者多数となった場合の診療体制については、その際にまたご案内いたします。

現状では、どこのクリニックでも良いので、インフルエンザワクチンの接種をお願いする次第です。
うまくいけばかかりません。少なくとも脳炎などの重症化は予防できます。
10月中に1回目を接種しても良いと思います。
ぜひインフルエンザワクチンの接種をご検討ください。