2月1日(木)に、準備がカンペキとは言えないままにクリニックをオープンして、（院長にとっては）怒濤の1か月が過ぎました。
気がついたら月末。明日の水曜日は休診日ですので、これで1か月が終わったことになります。
本当にあっという間の1か月でした。400人を超える新規患者さんに来院をいただき、心から感謝申し上げます。
皆様の信頼に応えられるよう、これからも努力いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

この2日間は、夕方の一般外来が混んでいました。
来院されてお待たせしてしまった皆様、申し訳ありません。
スギ花粉が飛びまくって、花粉症を訴える患者さんが激増していました。できる限り皆さんに、薬の説明や対処方法をお話ししたくて、1人あたりの診察時間が長くなってしまいました。
お待たせしてしまうことを大変心苦しく思いますが、一方で花粉症状を抱えて困り果てて受診された患者さんには、早く楽になっていただきたくて、どうしても診察に時間がかかってしまいます。
この先、再診の患者さんが増えてきたら、もう少し早く診療できる･･･のではないか、と考えております。
もう少しだけ、暖かい目で見ていただけたら幸いです。

最後に、本日の予防接種外来で「検討します」とお約束をしたお話です。
水ぼうそう（水痘）とおたふく風邪（ムンプス）は、それぞれ実際にかかってしまうととてもやっかいな病気です。
水痘は、脳炎・脳症を起こして、運動まひその他の後遺症が残ることがあります。ムンプスは睾丸炎・卵巣炎もイヤですが、それ以上に「ムンプス難聴」という後遺症を避けたいと思います。「難聴」とはいえ、実際には聴力喪失に近い非常に重度な難聴で、多くは片側ですが、もしも両側に来たら、一生に関わる問題です。
いずれの病気も予防接種で予防できるのですが、１回の接種だけでは病気にかかってしまう可能性が残ります。安心のためには、２回の接種が必要です。
こども達のために、水痘＋ムンプス２回の接種を強くお勧めします。

現在水痘は定期予防接種になって、１歳とその半年後の２回接種が推奨されています。ムンプスは地域によっては、１歳と５～６歳で助成金が出ると思います。
ですが、すでに少し大きくなってしまったこども達は、定期接種や助成から漏れていて、自費での接種が必要になることが少なくありません。これが少し高額になってしまい、躊躇されていらっしゃる保護者のかたもいらっしゃいます。
そこで、なんとか予防接種をしていただくために、接種費用の減額をしたいと思います。
ワクチンの原価が高いため、当院では「水痘 7,000円＋ムンプス 5,000円」をいただいておりますが、同時接種の場合に限り、「水痘＋ムンプス １万円」といたします。
この減額は、今のところ「水痘＋ムンプス」の場合に限らせていただきます。個別接種ではなく、同時接種の場合のみの減額です（予防のためには１か月以上の間隔をあけて個別に打つ意味が無い、と考えております）。
少しでも皆様の接種率向上に貢献できますように、と願っております。

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